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06 January 2022

今年のお薦め展覧会 長野県立美術館「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」


あけましておめでとうございます。
本年が皆さまにとりまして、幸多き年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
また「美術趣味」のウエブマガジンをよろしくお願いいたします。


さて2022年も話題の展覧会が開催予定です。
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(東京都美術館ほか巡回)では、背景に描かれていたキューピッドが修復された、ヨハネス・フェルメールの≪窓辺で手紙を読む女≫が展示予定です。またそのほかにも、西洋絵画500年の珠玉の名画が来日している「メトロポリタン美術館展」(大阪市立美術館で昨年11月から公開中、東京にも巡回)や、6,000点超のコレクションを所蔵する「大阪中之島美術館」が2月に新たに開館予定など、アートとの新しい出会いに期待しています。

私自身特にお薦めするのが、1月16日(日)まで長野県立美術館で開催されている「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」です。本展覧会の目玉はなんといっても唐招提寺御影堂の障壁画全68面が一堂に展示されていることです。多くの困難を経て、中国から日本に渡り仏教を伝えた鑑真和上。東山魁夷は日本と中国の自然風景のなかに鑑真和上への深い思いを込め、この障壁画を描きました。日本や中国の各地を取材して描いた長大な風景画は圧巻の迫力と旅情を私たちに届けてくれます。
また、それ以外にも同館 東山魁夷館所蔵の「白い馬の見える風景」全作を特別展示しています。「白い馬の見える風景」は東山魁夷作品のなかでも特に人気の高い作品群です。この白馬について東山魁夷は、苦悩と不安に包まれた世界に対する救いを願う気持ちの現れだったのではないかと振り返っており、また心の祈りを現わしているとも言っています。

現在、大修理が行われている唐招提寺御影堂の工事は今年3月で完了の予定となっています。東山魁夷が描いた障壁画も御影堂に納まる日が間近です。

ちょっと寄り道になりますが、長野県立美術館の近くには、伝説「牛にひかれて善光寺まいり」で有名な善光寺があります。一光三尊阿弥陀如来を御本尊とする善行寺では、7年に一度の「善光寺前立本尊御開帳」が4月から行われる予定です。

私たち一同、新春に新たな希望をもってスタートしたいです。

「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」の詳細は「信越放送創立70周年記念 東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」のホームページをご覧ください。



東山魁夷 「白馬の森」 彩美版®プレミアム・東山魁夷 マスターピース コレクション™のご紹介。
≪白馬の森≫は富士山五合目のブナの原生林のスケッチがもとになっています。魁夷はこの森は現実的なものではなく空想から生まれたと語り、「心の奥にある森は誰も窺い知ることは出来ない」といいます。森の奥深くから精霊のように浮かび上がる白い馬は何を象徴しているのでしょうか。魁夷は「白い馬は私の心の祈りです」とも述べています。
※商品の説明は上の「白馬の森」をクリックしてください。

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